2017年10月10日(火) 19:00~20:30 @東京国際フォーラムG605 「都市づくりの曲がり角を考える ~ヒルズ(丘)を創り、下山したら見えた「個」の視点~」 と題し、礒井純充(いそいよしみつ)様にご講演頂きました。 講師略歴 礒井 純充 様 ![]() まちライブラリー提唱者 一般財団法人森記念財団 普及啓発部長 大阪府立大学観光産業戦略研究所 所長補佐、客員研究員 同大学院経済学研究科 博士後期課程 1981年森ビルへ入社。 創業者、森康吉郎氏の広報、秘書を経て、六本木ヒルズ再開発の黎明期に地元住民交渉を担当。森氏発案の私塾「アーク都市塾」に携わり、文化都心六本木ヒルズにて「六本木アカデミーヒルズ」を企画、運営。その後、取締役広報室長を経て、森記念財団に出向。 2011年より個人的な活動として「まちライブラリー」を提唱し、大阪府立大学のI-siteなんばをはじめカフェ、お寺、自宅、商業施設、公共施設等全国500箇所以上に本を通じたコミュニティの場づくりに挑戦している。 講演概要 今回の講師、礒井純充さんは、森ビルでのまちづくり、文化事業を経て、本を使ったコミュニティコミュニティコミュニティ活動「まちライブリー」の経験を踏まえ、「個」の視点から都市・まちづくりに役立つ方策を考案し、実行されています。 まちづくりは、従来マスタープランを立て、理想的な姿を求めて実行をしてきましたが、現状多くのまちで壁にぶつかっていっています。これに対してエリアの価値をミクロに追及して、それをネットワークさせようという動きもあります。 一方では、都市の在り方が国家戦略特区でも取り上げられるようになり、国の成長戦略の一環であるとされて来ていますが、一方多くの市民にとって消費の場としかなく、むしろ巨大化する都中で主体性を持てる場面がなくなっているように感じられます。 このような背景を踏まえ、講演では、あえて「個」の視点にこだわり活動を展開している「まちライブリー」を土俵にして、都市、まちを元気づける「個」の役割とは何かを皆さんと考えていきましょう。 日時
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