2017年12月5日(火) 19:00~20:30 @東京国際フォーラムG505 「 新しい価値を『混ぜ』て創造。 地方の会社が地方を元気にする『ものつくり』 。」 と題し、前田尚宏(まえだたかひろ)様にご講演頂きました。 講師略歴 ![]() 前田 尚宏 様 1973年 福井県生まれ。 1996年 大阪府立大学経済学部卒業(駿河輝和先生ゼミ)、 2012年 上智大学大学院修士課程修了(柳下ゼミ)(環境政策) 1996年帝人入社後、人口皮革事業部にてイスラムマーケティングを担当(特にパキスタン)。 2002年前田工繊に入社し、4年間大阪支店にて土木技術営業。 2007年よりベースを東京に移し主に新規事業を担当 景観事業、河川事業などの新事業育成やベトナム事業立ち上げ、M&Aやその買収会社の事業経営などを担う。 最近ではCVCを立ち上げ現業とのコラボレーション先を探索している。超現場主義」をモットーに一年の4分の3を地方で過ごす 趣味は百名山登山とジム通い。 講演概要 今回の講師、前田尚宏さんは福井県で1918年から約100年続く前田工繊株式会社(旧前田機業場)の4代目として、経営に携わられています。 もともとは北陸の繊維産地の賃加工工場として創業されました。 そして3代目が1972年に繊維を建設資材として使用する新分野ジオテキスタイルビジネスへ大きく構造転換、2000年以降は4代目としてM&Aや海外展開を駆使し「多角化型事業承継」を目指されています。 これまで買収した会社は11社、そのほとんどが地方のメーカー。 「地方の会社が地方を元気にする」を目標にかかげ、近年では企業再生案件にも果敢にチャレンジされています。 M&Aにて新規に始められた事業としては、BBS鍛造ホイール事業、農業事業や防衛事業と、「ものつくり」をキーワードとして、各社のリソースを「混ぜ」、新しい価値を想像されています。特徴としては、買収後紆余曲折はあるものの、全社増収増益を果たしていること。また2007年には東証2部上場、2012年に1部指定替えを果たされました。 講演では、2016年には名だたる企業とともに競争戦略に秀でた企業を選ぶ「ポーター賞」を受賞されたお話しもお伺いしつつ、これからの地方の企業が進むべき戦略についてもお話しいただきます。 日時
会場
|